よくあるご質問
タイヤ交換のお持ち込み作業料、営業時間、定休日は?など、よくお客様よりお問い合わせいただくご質問を集めて掲載しております。 タイヤのことでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
その他
タイヤの保管方法
タイヤは直射日光に弱いのです。
特に紫外線は大変強いエネルギーを持っており、タイヤの分子結合を破壊してしまいます。
新品時には表面処理が施されていたり、内部の老化防止剤や亀裂防止剤が少しづつにじみ出て表面を保護しています。 しかし、一旦使用を開始すると保護膜が無くなってしまう(或はタイヤワックス等により除去されてしまう)と、紫外線による分子結合の切断や大気に含まれるオゾンによる劣化が進行してしまいます。 但し、昔のタイヤに比べてかなりの対策がされていますから、極端な劣化はしにくくなっています。
タイヤを保管される場合はなるべく風通しが良く、直射日光と雨が当たらない場所が最適です。
また、可能であればタイヤを立てて保管するのではなく、寝かせて保管した方がタイヤとホイールの自重による接地面変形の可能性がなく安全です。
慣らし走行とは?
新品のタイヤを初めて装着した場合には慣らし走行が必要です。 慣らし走行とは、特別な走行ではなく急のつく運転を控えていただく事と、スピードを抑えて走行していただく事です。
急発進、急加速、急ブレーキを避け、スピードは時速80Km以下が望ましいので、慣らし走行が終わるまでは高速道路は控えていただくのがベターです。
夏タイヤでは100Km、スタッドレスタイヤでは200Kmの慣らし走行が推奨されています。上記の距離を走行すると慣らし走行終了となり、普通に運転をしていただいて構いません。
慣らし走行を行う主な理由は、タイヤの接地面の皮むきと、組み込んだタイヤとホイールが十分に馴染む事です。新品タイヤ表面のゴムは、タイヤ本来のゴムがむき出しになっている訳ではありませんので、100Km程走ると本来のゴムが露出し、そのタイヤの性能を100%発揮できるようになります。
また、初めてホイールに組み込んだタイヤは、工場から出荷されたタイヤのカタチから、ホイールに組み込んだカタチに落ち着くのにしばらく時間がかかります。ホイールに組み込んだカタチに落ち着くとタイヤの内圧に変化が生じ、少しだけ空気圧が減少します。 この現象をタイヤの成長と呼びます。このため、当店では新品のタイヤを組み込む場合、タイヤの成長度合いを考え(成長後の空気圧低下を見こし)、純正空気圧に対し1割程度空気圧を高く調整しております。
雪道の運転方法
雪道は路面の摩擦係数が低くなりますから、大変滑りやすくなりますので、四輪ともスタッドレスタイヤを装着してください。フロントのみ、もしくはリアのみにスタッドレスを装着する事は大変危険ですので、絶対に行わないでください。
雪道の運転方法ですが、タイヤのグリップ特性(進む力・止まる力・曲がる力)を考えると以下の運転が理想となります。
【ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み込む時は、基本的にハンドルを真っ直ぐに保ったままの状態で行う】これを守っていただくだけで、タイヤのグリップを100%発揮させる事ができます。
実際の運転にあてはめ、一つのコーナーを抜ける説明をいたします。
- ハンドルを真っ直ぐに保ったまま、コーナーに備えてブレーキを踏み、十分減速させる
- .コーナーの入り口ではブレーキペダルから足を離し、ハンドルを切り込む
- コーナーの出口が見え、ハンドルを元に戻す量だけアクセルを軽く踏む
- コーナーを抜け、ハンドルが真っ直ぐになった状態でアクセルを踏み、必要な速度に調整する
タイヤのグリップを100%発揮させるには、縦(進行方向への進む・止まる)と横(曲がる)を重複させて使用しないようにします。 例えばブレーキを踏みながらハンドルを切りますとスピンしやすくなります。あるいは、FR車(後輪駆動車)でハンドルを切った状態で急激にアクセルを踏み込みますと、やはりテールスライド(後輪が外側に滑りだす)を起こします。
【ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み込む時は、基本的にハンドルを真っ直ぐに保ったまま状態で行う】 が基本なのですが、一般道を運転していると、どうしてもハンドルを切った状態でブレーキを踏まなければいけないシーンもあります。
(山道を運転していてシカが飛び出してくる事も考えられますし…)
ハンドルを切ったまま、もしも安全に停止できるとしたら、当然自動車の装備(アンチロックブレーキシステム)等にもよるのですが、やはり性能の高いスタッドレスを装着することが一番です。
当店では日本の道路に合わせて開発されたヨコハマタイヤ アイスガードシリーズをお勧めいたしております!
また、完全に凍ってしまっている路面で止まるには、どのくらいの速度からブレーキを踏むのかが重要なポイントとなります。
スパイクタイヤの様に、物理的にピンが氷に突き刺さって止まる訳ではないので、やはりスピードを出さない事が安全への第一歩です。
なるべく急な坂道は迂回するなど、走る道路の選択も重要ですので参考になさってください。
タイヤのことでお困りのことがありましたら各店舗へお電話にてお問い合わせください。
お問い合わせからのご質問にはご返信に日数がかかる場合がございますので、あらかじめご了承ください。